こんにちは。
浜松市・豊橋市のパーソナルトレーニング・コンディショニング専門店
S-pace【エスペース】です。
【有酸素運動=痩せると思っていませんか?】
スタイルがよく綺麗な体作りのためにランニングやスタジオレッスンなどの
有酸素運動をしていませんか?
フィットネスジムやエステサロンに通ったが身体のラインの変化が出て
おらずなやんだ経験はありませんか?
痩せるためには「消費カロリー>摂取カロリー」は重要です。
そのためエネルギー消費量の多い有酸素運動を選択してランニングや
スタジオレッスン等を受けている方が多いのが現状です。
しかし、たくさん体と心のエネルギーを使い多くの時間を使っても成果が出ない方が多くいます。
有酸素運動は身体のエネルギーを使用して消費カロリーを増やすことができますが、
ダイエットにとって万能なものではありません。
有酸素運動はメリットだけでなくデメリットもあるのです。
ダイエット・綺麗な体つくりには、筋トレが最も有効だと考えます。
ダイエットは筋トレで基礎代謝をあげて効率的な運動・正しい食生活が
できてこそ成功できるもの。
このコンテンツでは、より効率的な運動をお伝えします。
効率的な運動を選択することで、よりダイエットの成功率が上がり、
・着たい服が着られるように
・理想とする身体に
・綺麗な姿勢に
・身体の内側からキレイに
こんな願いを達成できるようになります。
是非、最後までお読み下さい。
有酸素運動とは
有酸素運動とは、ジョギングやウォーキング、エアロビクス、
サイクリングなどの軽度~中程度の負荷を継続的にかけ、
長時間無理なく続けることのできる運動のことです。
酸素を使い体内の糖と脂肪をエネルギー源として利用することから有酸素運動と呼ばれます。
有酸素運動は一定の時間を過ぎると脂肪をエネルギー源として消費します。
運動時は体内に貯蔵されたグリコーゲンを二酸化炭素と水に分解する過程で産まれる
アデノシン三リン酸をエネルギー源として使用しますが、
体内で貯蔵できるグリコーゲンの量には限界があるのでグリコーゲンだけでは
長時間の運動はできません。
その際に体脂肪を分解してエネルギー源とする方法へ切り替わるため、
有酸素運動は消費エネルギーが多く脂肪燃焼効果も高いので
ダイエットに向いていると言われています。
有酸素運動の種類
有酸素運動とは具体的にどういった運動が当てはまるのかご存知ですか?
代表的なウォーキングやジョギングなどは身近でイメージしやすいかと思います。
ウォーキングやジョギング以外にも水泳やハイキング、ラジオ体操、
ヨガ、フィットネスクラブ等で行うエアロビクスなども有酸素運動に当てはまります。
また、中には器具を用いて行う有酸素運動もあります。
器具を使用しない運動と比較すると消費エネルギーが多く負荷も少し強いものが多いです。
自転車やフィットネスバイクを用いて行うサイクリング、トランポリン、
縄跳びやフラフープなどは手軽に準備して行うことができる有酸素運動です。
また、場面によっては無酸素運動も含まれますが、
テニス、サッカー、バレーボール、バドミントンなどのスポーツも有酸素運動といえます。
有酸素運動のメリット・デメリット
次は有酸素運動を行うとどういった身体の変化が起こるのかをお話します。
まずは有酸素運動のメリットをご紹介します。
①消費エネルギーが多く脂肪を燃焼する!
先程説明したように有酸素運動では体脂肪をエネルギー源とするため
筋トレでは直接燃焼できない体脂肪を効果的に燃焼することができます。
②心肺機能が向上する!
酸素を多く活用するため有酸素運動を行うと、心肺機能の向上に期待できます。
心肺機能が上がることで、
・持久力のUP
・冷え性を改善
・疲れにくくなる
などのメリットがあります。
③病気の予防になる!
有酸素運動では体脂肪を燃焼することと、
骨に刺激を与えることができるので糖尿病や脂質異常症、
メタボリックシンドロームなどの生活習慣病や骨粗鬆症の予防・改善ができます。
④幸せホルモン“セロトニン”が分泌!
有酸素運動を行うことで幸せホルモン“セロトニン”分泌されるので
心のバランスを整えることができ、ストレスの軽減に役立ちます。
このように有酸素運動には多くのメリットがありますが、
ダイエットなどをしていく上でデメリットもあるのです。
それでは有酸素運動のデメリットもご紹介していきます。
①運動をしている時しかエネルギーを消費しない
筋トレの場合は筋肉量からの基礎代謝が上がり、強度にもよりますが筋トレ後も
数時間は通常より多くのエネルギーを消費しますが、
一方で有酸素運動のみを行っている場合は運動中のエネルギー消費のみとなってしまいます。
②筋肉量が落ちる
有酸素運動では消費エネルギーが多いですが、
体内では有酸素運動に必要なエネルギー源が不足していると筋肉を分解して
エネルギー源を作ってしまいます。
特に、日に必要な栄養素が摂れていない場合だと、エネルギー不足から筋肉を分解し、
筋肉を修復するためのエネルギー源もないので筋肉量がどんどん落ちていってしまいます。
③やめてしまうとリバウンドしやすい
有酸素運動で痩せるのは脂肪と筋肉量が消費され、
減少してしまうことから体重が落ちているので、
基礎代謝が落ち太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。
④活性酸素の増大から老化しやすい
有酸素トレーニングを行うとコルチゾールというストレスホルモンの数値が上昇します。
コルチゾール値が高まると体内の酸化物質の量が増加し、脳、心臓、消化管、
その他の器官の炎症を増大させ加齢が加速してしまいます。
さらに有酸素運動中は呼吸数が増して体内に酸素が豊富な環境となるため、
体内に有害なフリーラジカルが生成されます。
このフリーラジカルが加齢の原因である酸化ストレスを生み、
身体のダメージを修復する抗酸化物質を激減させ老化しやすくなってしまいます。
このように有酸素運動のみを行い続けると筋肉量の減少や老化の促進が起こり、
痩せにくい体質になってしまうため、
筋トレ+有酸素運動などバランスよく運動を行っていく必要があります。
有酸素運動各種の消費カロリー
これまでは、有酸素運動は消費エネルギーが多いというお話をしてきました。
それでは実際に有酸素運動を行うと、
どのぐらいのカロリーを消費するのかを表を用いてご説明します。
種目はラジオ体操などの低強度の種目からスポーツなどの高強度の種目、
またその消費カロリーに相応する食べ物をまとめました。
今回は日本人女性の平均体重53kgの人が1時間有酸素運動を行った場合の
種目別の消費カロリーを計算しています。
|
この表を見ると一見、ワッフルを1つ食べても1時間ラジオ体操程度の運動をすれば
消費できるのか!と思えますが、
お仕事や学校などもあり日常生活の中で毎日1時間運動をする時間を
確保することは難しいのではないでしょうか?
また、意外にも普段何気なく使っているドレッシングはテニスのシングルスを
1時間行わないと消費できないのです。
このように有酸素運動を行うと消費エネルギーが多いため食べても
その分動けば大丈夫!と思いがちですが、何気なく使っているドレッシングや間食、
三食の食事、摂取したカロリーを消費するための時間と労力を考えると容易ではありません。
さらに先ほどご説明したように有酸素運動だけを続けていると、
筋肉量が落ち、基礎代謝量が下がってしまうので同じ時間有酸素運動を行っても
基礎代謝量が高い人と比較すると消費カロリーが少なくなってしまいます。
そのため摂取したカロリーを消費するためには効率の良くカロリーを
消費するための身体作りが必要となってきます。
ダイエットで最も大事なこと
ダイエットで最も大事なことは基礎代謝を上げることです。
基礎代謝とは仰向けになった状態で肉体的・精神的に安静であり、
睡眠することなく、腕や脚など動かさずに24時間で消費するエネルギーのことをいいます。
この状態でも心臓はもちろん、体温を維持するためなどに筋肉や臓器が活動しているため、
エネルギーを消費します。
このエネルギー量が基礎代謝量となります。
基礎代謝の内訳は下記の通りです。
骨格筋 22%
肝臓 21%
脳 20%
心臓 9%
腎臓 8%
脂肪組織 4%
その他 16%
(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより)
内訳をみて分かるように、全身の様々な器官でエネルギーが消費されていることが分かります。
その中で最も多くエネルギーを消費している骨格筋にアプローチすることが、
基礎代謝を上げることに効果的です。
そこで、骨格筋の絶対量を増やすために行うのが“筋トレ”です!
筋トレをすることで、筋肉を含む除脂肪体重が増え、基礎代謝が上がります。
筋肉1kg当たりの基礎代謝量は13kcalですが、筋トレには自律神経系(交感神経)や
内分泌(ホルモン)系の働きを活性化するなどの働きがあるため、
徐脂肪体重が1kg増えることで基礎代謝量が約50kcal増えることになります。
1日でたったの50kcalしか消費できないの?と、思ってしまうかもしれませんが、
1ヶ月(30日)で約1,500kcal、1年で18,250kcalとなり、
これを体脂肪量に変換すると1ヶ月で(30日)約0.2kg、1年で約2.5kgとなります。
筋肉量を多く維持することは、維持する期間が長ければ長いほど大きな差となって現れます。
食事量が昔と変わっていないのに、毎年体重が少しずつ増えてきている方はいませんか?
1年で1kgほど増え、気が付けば5年で5kg、10年で10kgと増えてしまった方は、
その期間に徐脂肪体重を1kgでも多く維持することで、体重増加を防げたかもしれません。
このように筋トレによって筋肉量がアップすることで、
基礎代謝もアップし脂肪が貯まりにくい身体を作ることができます。
ダイエットを始める際は、まず“基礎代謝”を上げるために筋トレから始めてみましょう!
有酸素運動ではなくて筋トレ
筋トレの効果
運動中により多くの体脂肪を燃やすためには、ウォーキングやジョギングなどの
軽い運動を長時間行うことが効果的といわれています。
では、筋トレなどの無酸素運動が脂肪燃焼に効果がないかというとそうではないのです。
有酸素運動が“運動中に脂肪を多く燃やす”のに対して、
筋トレは“運動後に脂肪が燃えやすい環境をつくる”ことができるからです。
有酸素運動の代表種目であるマラソンランナーと、
無酸素運動の代表種目である短距離選手、体脂肪が低いのはどちらかご存知でしょうか?
インターネットなどでトップ選手の体脂肪率を調べると、
マラソンランナーの体脂肪率は男子が5~8%、女子は8~10%程度の選手が多くみられました。
一方、短距離選手は男子が4~6%、女子は8~11%程度で、
男女ともにマラソンランナーと短距離選手との間で大きな差は見られませんでした。
ダイエットで最も重要なことで記述したように、減量(=ダイエット)のためには、
筋肉を含む徐脂肪体重をできるだけ維持しながら、体脂肪を減らすことが重要です。
徐脂肪量が多い人ほど安静時のエネルギー消費量が多く、脂肪が貯まりづらいのです。
つまり、短距離選手の体脂肪がマラソンランナーと変わらないのは、
マラソンランナーのように毎日有酸素運動を行ってきたからではなく、
高強度のトレーニングによって筋肉を鍛え、徐脂肪体重を多く維持してきたからなのです。
また、有酸素運動と食事制限のみで減量を行うと、最初は徐脂肪体重が減少しますが、
長期的に実施することで、身体はエネルギーをできるだけ貯めようとするため、
結果的に脂肪を貯めやすくなるといわれています。
そのためダイエットをする際は、有酸素運動だけでなく、
筋トレで筋肉量を増やして代謝を活発にし、脂肪を貯めにくい身体作りをすることが大切です。
筋トレは日常生活を送るだけでも太りにくくする効果があるのです。
また、筋トレには基礎代謝を上げる以外にもメリットがあります。
正しいメニューやフォームでトレーニングすることで、
日常生活で普段使われていない筋肉を使うことができます。
そのため、姿勢が改善され、正しい姿勢をキープできるようになり、
猫背など姿勢のゆがみが軽減されます。
有酸素運動だけでは、猫背などの姿勢の改善は難しいですが、
筋トレをすることで目標とするボディラインに近づけることができるのです。
ただ体重を落とすだけではなく、筋トレで理想のボディラインを手に入れませんか?
筋トレってムキムキになるの?
筋トレをすると、ムキムキになってしまうからやりたくない!
という声を聞くことがありますが、筋トレをするとムキムキになってしまうのでしょうか?
ムキムキになるためには、まずトレーニングで筋肉に刺激を与え、筋線維の一部を破断させます。
破断された筋肉は、適切な栄養と休養を与えることによって少し太くなって修復され、
結果的に筋肉が大きくなります。
これを超回復といい、超回復を繰り返すことで筋肉の体積が増え、
ムキムキな身体になっていくのです。
超回復を起こすためには、重さと回数をしっかりと設定し、トレーニングする必要があります。
筋肥大のためには、例えばベンチプレスをする際に重りを持ち、
8~12回行うと13回目が持ち上げることのできない重さに設定し、
8~12回持ち上げるトレーニングをしなくてはなりません。
そして1セット終わったら1~3分の休息をし、
また同じように8~12回持ち上げるというトレーニングを数セット行う必要があります。
そこから、2~3日の休養をはさみ筋肉を超回復させ、
また同じように負荷をかけてトレーニングを行います。
このように、筋肥大(=ムキムキに)するにはかなりハードな筋トレを
何ヶ月・何年と続けていかなければならないのです。
また、ムキムキになるためには徹底した食事管理も必要です。
筋肉の合成に必要なタンパク質、身体を動かすエネルギーとなる炭水化物、
筋肉の合成を促進させるビタミン・ミネラルなどをしっかり計算した上で、
それをベストなタイミングで摂取することが筋肥大に繋がります。
ムキムキといえばボディビルダーの方が思い浮かぶと思いますが、
彼らはこれだけハードなトレーニングと食事管理をして、あの身体を手に入れたのです。
また、男性に比べて女性は女性ホルモンが多いため、
男性以上にムキムキになるのは難しいのです。
ダイエットで、身体を引き締めるには筋トレはもちろん必要ですが、
筋肥大させるような負荷でのトレーニングではなく、
18回以上上げられる重さで行うのが理想とされています。
筋トレをすると、ムキムキになってしまうのではないかと心配されている方は、
目的に合わせた負荷と回数で行えば、女性らしい理想的な身体を作ることができるので、
安心して筋トレを実施してみてください。
筋トレのやり方
上述した内容で、筋トレの重要性はご理解できたかと思います。
効率的なダイエットには、有酸素運動はとても大事なことではありますが、
デメリットもあります。
筋トレをして、しなやかな女性らしいボディを作ることを強くお勧めしたいと考えています。
筋トレも、トレーニングの中で最も有名なスクワットをやみくもにやっても、
良い効果が現れません。
筋トレでは
・大きな筋肉
・日常生活であまり使われない筋肉
の2点を鍛えてあげることで、よりダイエット効果が高くなります。
普段使用しない筋肉とは
我々は地球上で生活しており、常に重力の影響を受けています。
重力があるということは、常に一定方向からの力に耐える力が働いているのです。
その為、重力に抗う筋肉は、体を動かす時には常に働いています。
また、デスクワークや立ち仕事、家事等では、姿勢の悪化が多くみられ、
限られた体の動き、限られた筋肉しか、日常的に使用していません。
我々には、たくさんの筋肉があるにもかかわらず、
日常的には使用出来ていない筋肉がたくさんあるのです。
日常的に使用されている筋肉を、更に鍛えることも大事ではありますが、
日常的に使用されていない筋肉を、強化・教育することで、
姿勢の改善はもちろんのこと、基礎代謝の向上は得られやすくなるのです。
また、普段使用していない筋肉の、使用率が向上することで、
日常的にも働きやすくなり、生活の中での代謝率向上も大きく期待できるのです。
女性の多くの方が普段から、使われていない筋肉は、
お腹の筋肉・お尻の筋肉・背中の筋肉・二の腕の筋肉・太もも裏の筋肉が代表的です。
また、その部位は脂肪も着きやすい所ですね。
おわかりのように、脂肪がつきやすい部位は、日常的に働かせていない部位でもあるのです。
筋力トレーニング~8分間
筋力トレーニング~12分間
ストレッチがオススメ
筋トレによって、筋肉に負荷をかけることで、筋肉の成長を促すことが出来て、
基礎代謝の向上や、様々なよいことが体にもたらされますが、それだけでは不十分です。
筋肉の性質として、縮むことと、伸びることがあります。
筋トレでは主に、筋肉を縮ませることに負荷をかけて実施します。
筋肉を伸ばす、ストレッチをすることで、更に筋肉の機能を向上することが期待できます。
体が疲れているから筋トレへの意欲が出ない時は、
ストレッチをするだけでも、筋トレと同程度の体へのメリットがあるのです。
また、筋トレ前にストレッチをして、筋トレ後にもストレッチをすることで、
筋トレの効果を数段あげることも出来るのです。
ストレッチには、副交感神経を優位にさせリラックス効果、疲労回復効果、
筋肉由来の痛みの緩和、筋肉の働き方の正常化、しなやかな筋肉の形成、
代謝向上、ダイエット効果、血流促進、血圧の正常化、など様々なメリットがあります。
無理のない範囲で実施すれば、デメリットはほぼありません。
1日5分でもOKです。
是非、ストレッチを習慣にしてみてください。
以下の動画を参考に行ってみてください。
ハイブリット型の運動
上記には、有酸素運動のメリットとデメリットを紹介し、
ダイエットには無酸素運動が効果的ということを述べてきました。
ランニングやバイクや水泳のような有酸素運動の選択をしてはいけないということではなく、
有酸素運動のみでのダイエットでは非効率的であるし、デメリットもあるのです。
しかし、筋トレのような無酸素運動と有酸素運動を組み合わせることが
最も効率的なダイエット方法なのです。
運動方法 | ダイエット効果 | カロリー消費 | 基礎代謝 |
有酸素運動 | △ | 〇 | △ |
無酸素運動 | 〇 | △ | 〇 |
有酸素運動×無酸素運動 | ◎ | ◎ | ◎ |
筋トレで筋肉を働かせることにより、筋肉の機能があがり、
筋温があがり、代謝が上がります。
その状態では成長ホルモンが活性化し、脂肪を燃焼しやすい状態になります。
そのうえで、有酸素運動を行うと、より燃焼効率をあげて、
カロリー消費量を向上させることができるのです。
よって、筋トレと有酸素運動の複合パターンが最も効率的なものだと言えます。
しかし、筋トレもジョギングもする…と時間もかかるし、大変ですね。
毎日、筋トレとジョギングをしなければいけない訳ではありません。
変化をつけていくことで継続することが可能ですね。
(例)
曜日 | 内容 | 所要時間 |
月曜日 | ストレッチ5分・筋トレ30分・ジョギング25分 | 60分 |
火曜日 | ストレッチ5分・筋トレ25分 | 30分 |
水曜日 | ストレッチ10分 | 10分 |
木曜日 | ストレッチ5分・筋トレ25分・ウォーキング30分 | 60分 |
金曜日 | ストレッチ5分・筋トレ40分 | 45分 |
土曜日 | ストレッチ5分・筋トレ15分・ジョギング40分 | 60分 |
日曜日 | お休み | ― |
上の表のように、曜日毎や体調によって、
・ストレッチだけの日
・ストレッチと筋トレの日
・ストレッチと筋トレと有酸素運動の日
・お休みする日
を作っていくと、運動を継続することが容易です。
是非、ご自身で試してみて、
良いパターンを見つけてみてください。
健康的なダイエットのための食事
ダイエット食事の基本
体重を減らすためには、カロリーを減らすことが必須条件ですが、
急激に食べる量を減らすことは難しく、急激な減量は筋肉を落としてしまう可能性があります。
確実に体脂肪だけを落とすには、ある程度の期間が必要であり、
ダイエット期間を設定する際、短期間になればなるほど、筋肉を失うことになります。
体脂肪を減らし、筋肉量を減らさないようにするためには、
計画を立てダイエットを行いましょう。
体脂肪1㎏は7000キロカロリーとして考えられています。
1か月(30日)に1㎏減量する場合は1日に約230キロカロリーを
摂取エネルギー量よりも消費エネルギー量が少なくなる必要があります。
230キロカロリー分を減らすために、食事量を減らすことや、
運動と食事を併用させ、健康的にダイエットを行いましょう。
食事で230キロカロリー分を減らす場合、毎日食事内容が同じではないので、
食事からエネルギーを減らすことは難しいかもしれません。
まずはお菓子や清涼飲料水、アルコールを控える、揚げ物の量や頻度を減らす、
食事量が多い場合は適正量にするなどを実践し、エネルギー摂取量を抑えましょう。
もし、必要性の低い食品がない場合は、摂取する油の量を減らしたたり、
マヨネーズやケッチャプなどエネルギーが高い調味料を減らすこと、
脂身の少ない部分のお肉を使用するなど、食品や食材のエネルギー量、
調理法によるエネルギー量の増減などを工夫が必要です。
ダイエット中はたんぱく質の摂取量を増やし、脂質の量を減らしましょう。
しかし、どちらも増やしたり、減らししたりする事には限度があります。
ダイエットが長期にわたる場合、脂質を総摂取量の20%未満になると、
必須脂肪酸の摂取量が減ってしまうことや、脂溶性ビタミンの吸収が悪くなり、
栄養素の摂取のバランスが崩れてしまいます。
ダイエット中でも食事バランスは意識しましょう。
ダイエット中に食べる量を減らしてしまうと、消化管の運動を減り、
エネルギー消費量が減ってしまいます。
そこで活躍するのは食物繊維です。
野菜などに含まれる食物繊維で食事のカサを増やしましょう。
野菜を使用することで、少ないエネルギーでも満足感の得られる食事になります。
また、きのこや海藻、こんにゃくなどの低カロリーかつ食物繊維を
豊富な食材を組み合わせてカサを増すのもおすすめです。
ダイエット中の食事エネルギーは減らすけれど、食事の量(カサ)は減らさないことが重要です。
食事からたんぱく質やビタミン・ミネラルの量が適量摂取できない場合には、
栄養補助食品やサプリメントを活用し、食事バランスを整えましょう。
プロテインは飲んだ方がいいの?
たんぱく質は筋肉・臓器・血液・髪・爪・皮膚などを代謝により毎日作り替えられており、
不足しがちな栄養素です。
また、たんぱく質は脂肪と違い、体内に溜めておくことができません。
そのためたんぱく質は毎日欠かさずに摂取しましょう。
痩せやすい身体作りにするために、筋肉量を多くする必要があります。
筋肉量が多くなると消費カロリーが増え、痩せやすい身体を作ることが
できますのでトレーニングを取り入れるようにしましょう。
しかし、トレーニング後は筋肉が傷ついてしまうため、
筋肉をリカバリーするために30分以内にたんぱく質を摂取しましょう。
運動後の30分はゴールデンタイムといい、たんぱく質を吸収しやすい身体になっています。
そこでプロテインを活用しましょう。
プロテインの種類
プロテインの種類には3種類あります。
その3種類の特性や違いなどを理解し、自分に合ったプロテインを見つけましょう。
【ホエイプロテイン】
牛乳を原材料とする動物性プロテイン。
吸収速度が速いことが特徴であり、トレーニング後、
効率的に筋肉の回復を促すためのたんぱく質摂取におすすめです。
【カゼインプロテイン】
カゼインプロテインもホエイプロテインと同様、牛乳を原材料とする動物性プロテイン。
ホエイプロテインが水溶性で吸収が早いことに対し、
カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、
身体への吸収速度がゆっくりであることが特徴です。
また、就寝前に摂ることで寝ている間にも筋肉にたんぱく質を与えることができ、
筋力アップにもなります。
【ソイプロテイン】
大豆を原材料とするプロテイン。
ソイプロテインもカゼインプロテインと同様、身体への吸収が穏やかなのが特徴です。
植物性のプロテインなのでおなかを壊しやすい人でも活用しやすいです。
ここまでトレーニング後のプロテインについて紹介してきましたが、
プロテインはトレーニング以外にも間食などにも活用できます。
先ほど紹介したカゼインプロテインや、ソイプロテインは、
ゆっくり持続的にたんぱく質を蓄えるため、満腹感が持続します。
プロテインは強い身体作りにも、引き締まったカラダ作りにも役立ちます。
種類によって吸収速度や身体に与える影響などが異なるため、
自分の目的に合わせたプロテインを摂取してみましょう。
プロテインを活用した方がよいけれど、食事からたんぱく質を摂ることが大事です。
食事をプロテインのみにしてしまうと体重は一時的には減りますが、
リバウンドしやすく、体調を崩す可能性もあります。
また、咀嚼をすることで満足感を感じることができます。
プロテインはあくまで補助食品であるため、不足分を補うようにしましょう。
腸内環境を整えて、美容と代謝アップ
腸内環境を整える場合、腸内の善玉菌を増やすことが必要です。
善玉菌を増やすには食事が大きく関わっています。
腸内環境は、食事だけではなく、運動や睡眠などでも影響を受けます。
それらの影響で腸内環境が悪化してしまうと、便秘や下痢などになってしまう可能性があります。
腸内環境を整えるために食事を工夫しましょう。
腸内の善玉菌を増やし方として、食物繊維を摂る方法があります。
食物繊維は善玉菌のエサになるため、積極的に摂取することが望ましいです。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類存在します。
特に水に溶ける性質を持つ水溶性食物繊維は善玉菌のエサになりやすいため、
水溶性食物繊維を多く含む食材を選び、摂るように心掛けましょう。
また、水溶性食物繊維は善玉菌のエサになるだけではなく、
コレステロールや糖質の吸収を抑制する働きもあります。
水溶性食物繊維を多く含む食材
・大麦
・長いも
・ばなな
・キウイフルーツ
・わかめ
・納豆
など
ここまで水溶性食物繊維についてお話してきましたが、不溶性食物繊維にもメリットがあります。
不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収し、腸内で水分を吸収して膨らみ、
便のカサを増やすことで排便を促す働きがあります。
不溶性食物繊維多く含む食材
・玄米
・枝豆
・きくらげ
・しいたけ
・さつまいも
・大豆
など
腸内に善玉菌を増やす方法は食物繊維を摂る事とは
別に善玉菌そのものを摂取する方法があります。
善玉菌のエサになる食物繊維などと一緒に善玉菌そのものを摂取することが効果的です。
善玉菌は、味噌、醤油、ヨーグルト、チーズ、漬物、日本酒、納豆、キムチなど
発酵食品に多く含まれています。
これらの食品を食物繊維などと一緒に摂りましょう。
また、善玉菌の中に酪酸菌という菌があります。
酪酸菌は、ビフィズス菌乳酸や酢酸を作り出すことで悪玉菌の増殖を抑制し、
腸内環境を改善する働きがあります。
しかし、酪酸菌を含む食品は少ないため食物繊維が豊富な食事と組み合わせて、
サプリメントや整腸剤を上手に活用しましょう。
腸内環境が悪化してしまうと便秘を引き起こします。
便秘により老廃物が体内にとどまると、有害物質が肌から排出し、
肌荒れや吹き出物として現れてしまいます。
腸内環境が改善される事で老廃物を便として排出でき、肌質を改善することができます。
また、善玉菌を取り入れることで腸内でのビタミン生成の働きも活発になり
栄養素の吸収率がアップし、代謝が良くなり太りにくい身体にすることができます。
食事で腸内環境を改善し、健康的な身体を手に入れましょう。
この記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ダイエットやボディメイクに有酸素運動を選択することでのメリットは
もちろんあるのですが、デメリットもあります。
ダイエット・ボディメイクには筋トレが最も効果的な物であり、
有酸素運動と複合することで、更なる効果を上げることができるのです。
あなたの理想のからだを作る為に、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
また、ご自身だけで行う筋トレは中々続かないもの。
そんな時には、是非私達トレーナーにお任せ下さい。
浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナー
がおります。
今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人の
お悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。
※もちろん、ボディメイクをしたい方や競技力向上をしたい方も大歓迎です。
是非、お気軽にお問合せフォームから、当店へご連絡下さい。
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