こんにちは。

 

今回のコラムは『むくみの原因』について説明致します。

 

 

皆様が特に女性の方に多い症状だとは思いますが、

実際にどんな状態?原因?と思う方も多いと思いますが、

本コラムでは、そんな『むくみ』について、ご説明させて頂きます。

 

そもそも、むくみとは?

腫れとむくみは似ています、

「腫れ(腫脹)」とは、なじみもないかもしれませんが、

体の一部が何らかの原因で炎症を起こして、血液量が増加してふくらみ、皮膚が赤くなったり、熱をもっているように感じたりする状態で、

例えば、ねんざや打撲などのあとに皮膚に起こる現象です。

 

一方、「むくみ」というのは、何らかの原因(心拍出量不足、筋肉量不足、他の疾患など)によって、皮膚または皮膚下に水分が溜まった状態です。血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態です。

専門的な呼び方では「浮腫(ふしゅ)」ともいいます。

 「腫れ」も「むくみ」もどちらも血液か水の違いで、皮膚または皮膚下に水分が浸み出した状態のことです。

 

 

むくみの原因は何? どうして起こるの?

むくみの多くは血液の循環が悪くなったときにより起こりやすくなります。

特に脚は心臓より下にあるので重力の影響で血液が心臓に戻りにくくなります。

ふくらはぎは第2の心臓といわれるように筋ポンプ作用などを利用し血液を心臓に戻す働きをしています。

しかし、立ったり、座ったりしたまま体をあまり動かさないでいると、ふくらはぎのポンプ作用が働かず足の血液の循環が悪くなります。

 

食べ物では、塩分の摂り過ぎがむくみに直結します。

体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるので、

塩分を摂り過ぎるとそれを薄めるために水分を溜め込みやすくなるのです。

 

むくみを解消するため有効なのは、血液循環をあげること、そして塩分を摂り過ぎないことです。

むくみのメカニズム

 

 

むくみを解消する方法は?

末梢血管を温めて、血流を促す

根本から血液循環を良くするには、運動などでふくらはぎの筋力をアップさせることが有効ですが、即効性があるのは体を温めることです。

体が冷えていると、毛細血管の血液循環が悪くなり、むくみにつながります。

夏の冷房や冬の外気による冷えを避けるような服装を心がけてください。

靴下を履く、手袋をする、カイロを使うなどして、手足が冷えないようにしましょう。

入浴もシャワーですませるのではなく、湯船につかることもおすすめです。

 

 

階段を使ってできるむくみ解消運動

家にある階段を使い、むくみ解消出来る運動をご紹介致します。

【カーフレイズ】

1.ゆっくりと踵を上げていき
 (ポンプ作用をしっかりと使う為にも踵を上まで上げましょう)  

2.上げきったところでゆっくり下げましょう。

3.まずはこの流れを20回を1セットとし、2セットを目安に行います。

 

カーフレイズ

 

まとめ

今回のコラムは、「むくみ」について説明致しました。

まずは水分量も関係してくるので、塩分やアルコールをむくみやすい方は気を付けて、焼き肉、寿司(塩分が多いもの)など食べた後、アルコールを飲んだ後はしっかり水分補給することが重要です。

家では、暑い時期で湯船に入るのが嫌な方もいらっしゃいますが、
湯船に入り、体を温めて、一日に一回もしくは2日一回でもいいので、
ふくらはぎのエクササイズをしてみてはいかがでしょうか?

 

もし、上記のことを実践してもむくみがひどくなる場合は、心臓や他疾患の可能性がありますので、病院を受診することをお勧めします。

 

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