貧血が及ぼすダイエットへの影響とは！？

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

パーソナルトレーニング・

コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】です。

 

今回のテーマは貧血の方必見！

 

“貧血とダイエットの関係“についてです。

 

貧血とは？

貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンという物質が少なくなった状態です。

ヘモグロビンは血流に乗って酸素をカラダのすみずみまで運ぶ働きをしています。

そのため、ヘモグロビンの量が低下するとカラダの組織に十分な酸素が行き渡らず、

さまざまな不調があらわれるようになります。

 

貧血の基準値

 

検査項目	基準値	検査内容
赤血球 (RBC）	男性:400~539×104/μl 女性:360~489×104/μl	血液中の赤血球の数
ヘモグロビン (血色素、Hb)	男性:13.1~16.6g/dl 女性:12.1~14.6g/dl	赤血球中の酸素を運ぶたんぱく質
ヘマトクリット (Ht)	男性:38.5~48.9% 女性:35.5~43.9%	血液中に含まれる血球の割合

 

貧血の主な症状

・めまい、立ちくらみ

・動機、息切れ

・蒼白

・倦怠感、疲れ

・頭痛、眠気

・集中力の低下

・耳鳴り　　　　　　　など

上記のような症状が見られることが多いです。

 

貧血の種類

1.鉄欠乏性貧血

貧血のほとんどを占める。

鉄の不足により、ヘモグロビンの合成が低下して起こる。

女性に多く見られる。

 

2.再生不良性貧血

骨髄の造血幹細胞機能不全により、血液が産生できなくなって起こる貧血。

 

3.巨赤芽球性貧血

ビタミンB12または葉酸の不足により、赤血球の増殖に異常を

きたして起こる貧血。

 

4.溶血性貧血

赤血球の破壊によって起こる貧血。

 

体内の鉄不足で起こる「鉄欠乏性貧血」

鉄欠乏性貧血は、赤血球のヘモグロビンが鉄不足で合成されずに起こります。

 

鉄不足とは

・ダイエットや偏食などによる鉄の摂取不足

・妊娠・授乳などによる鉄の必要量の増加

・胃切除や、胃酸分泌低下などによる鉄の吸収低下

・月経過多、潰瘍、痔など失血による鉄の排泄増加

などが原因で起こります。

 

日本人の成人女性が1日に必要とする鉄の量は5.0~9.0mg

しかし、月経のある女性は、毎月20～30mgの鉄分を失っていますから、

鉄は補給しなければ減る一方です。

 

一般的にバランスの良い食事をしていれば、1,000kcalあたりの食事で6mg、

2,000kcalでは12mgの鉄を摂ることができます。

一方、単純にダイエットで摂取カロリー数を減らすだけでも、

鉄は不足してしまいます。

 

 

 

 

貧血がダイエットを妨げる理由

鉄分が不足すると酸素が全身に運ばれなくなり基礎代謝が低下し、

余ったエネルギーが脂肪となってカラダにたまります。

それに脂肪を分解してくれる酵素・リパーゼは、体内の酸素濃度が低いと働きません。

どれだけ一生懸命運動したり、食事制限をしても痩せにくいカラダとなってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貧血を予防するための食生活

①バランスの良い食事

〈卵類〉

・卵　おすすめはゆで卵

〈豆類〉

・大豆、きな粉、納豆、豆腐、豆乳など

〈乳製品〉

・チーズ、ヨーグルト、牛乳など

 

③効率よく鉄分を摂取しましょう