こんにちは。

 

 今回のコラムは『O(オー)脚』についてです。

 

 

なぜ、O脚が多いかというと生活習慣からきていることが要因として大きいです。

普段、床で横座り、胡坐(あぐら)、体育座りなど様々な座り方を幼い頃から

していることが原因にあります。

 脚を崩して座ると骨盤や背骨に負担がかかり、その結果、体の歪みが

さらに大きくなり下半身にも影響がでて、脚と脚の間をさらに空けてしまいます。

 

 

 

そもそもO脚とは!?

O脚とは、膝が常に外側へと開いて、脚を正面から見たときに「O」の形に

なっている状態のことをいいます。

O脚の場合、真っすぐ立った状態で両足のくるぶし同士をくっつけても、

膝同士はくっつきません。

つまり、膝が常に外側へと開いた状態です。

 

また意識すれば膝同士がくっつくものの、無意識に膝同士が離れてしまう状態もO脚と言えます。

自分がO脚かどうかは、簡単にセルフチェック!

鏡の前で膝を伸ばして立つ

両足のくるぶし同士をくっつける

両膝の内側同士を近づける

 

両膝同士がくっつかず、正面から見て外膝の角度が180度以上ならO脚の可能性が高いです。

逆に膝同士がくっつき、外膝の角度が180度以下ならO脚ではないと言えます。

 

 

O脚の原因

実際にO脚の原因として、代表的なものは次の3つです。

筋力不足

長期間のがに股などの姿勢の悪い生活習慣

先天的、生まれつき

 

筋肉の中でも太ももの内側にある内転筋群が、O脚と深く関係しています。

内転筋は股関節を閉じるときに使われますが、

内転筋の筋力が弱まっていると椅子に座ったまま両ひざを閉じてキープするのが辛く感じます。

そして、内転筋は太ももの外側の外転筋とともに骨盤を支える役割があり、

筋力の低下から骨盤がゆがみ、O脚の原因となってしまうのです。

 

また、歩き方でもO脚はおおきく関わってきます。

普段の歩き方がガニ股寄りだと、自動的にひざが開きやすくなります。

さらに、横座りや足組み、背もたれによりかかるなどの座り方もO脚へとつながります。

ただ一部の人のO脚の人は、生まれつき膝関節や股関節が変形する病気や、

出生直後のくる病などが原因の場合もあります。

この場合は、自分だけの努力や生活習慣の見直しのみでの改善は難しいため、

整形外科の医師の相談のもとパーソナルトレーニング施設(専門家)の指導などが

必要になります。

 

 

O脚で起きる症状

代表するものとして、変形性膝関節症による膝痛がありますが、

他にもこんな症状がおきます。

 

腰痛になりやすい

O脚の状態は骨盤に負荷がかかり、骨盤の位置や動きを制限してしまい、

放置していると慢性的に腰痛になってしまう可能性が高いです。

 

疲れやすい

O脚は姿勢不良を招き、下半身の筋肉に負担がかかりやすく、

効率よく身体が動かせなかったり、疲労物質の排出がスムーズに行われず、

血流も悪くなりやすいです。

この悪循環から疲れやすく疲労が抜けにくい体質になります。

 

下半身が太りやすい・むくみやすい

O脚は脚の外側(太ももの横)の筋肉が発達して、脚が太く見えやすく、

血流やリンパの流れも悪くなり、脚に脂肪がつきやすく、むくみやすい体質になります。

 

 

O脚改善方法

O脚になると、膝が外をむいて、脚が湾曲する形になります。

 

 

そこで、膝関節が外側に曲がろうとする力に対して、内側に引き戻す力(内転筋群)を

強化することで、立ち姿勢や歩行が改善され、O脚の進行を防ぐことができます。

また、O脚で膝痛のある方は、膝関節を内側に引き戻す筋力を鍛えることで、

膝痛の改善もできます。

そのためには、大腿部(太もも)の内転筋を鍛えることが重要です。 

 

 

 

内転筋は、股関節を閉じるときなどに使われる筋肉で、O脚に深く関わる筋肉になります。

この筋力が衰えると、膝を閉じる力が弱まってしまい、O脚傾向になりやすいです。

 

O脚の予防や、O脚の歩行状態を改善するための運動法をご紹介していきます。

ただし、生まれつきや幼少期からのO脚、あるいは怪我が原因のO脚の場合などは、

歩容や歩行状態の改善が難しい場合がありますので、専門家にご相談の上、

トレーニングを開始してください。

 

 

O脚の予防やO脚の歩行状態を改善するための運動法

1.内転筋を鍛える運動(アダクション)

内転筋の筋力が衰えるとO脚になりやすいです。

まずは内転筋を鍛える運動からご紹介します。

 

1.まず床に横向きに寝ます。

2.下側の脚はまっすぐ伸ばし、上側の脚の太ももを下側の脚に対して直角になるように

前に出して膝を90°曲げます。

※このときつま先は正面を向くようにしましょう。

3.伸ばした脚(下側の脚)を上に上げます。

4.上に挙げた足を、床につかない程度に下に下げます

 

内ももを意識しながら20回繰り返します。

反対の脚も同様に行います。

まずは1日3セットを目安に行いましょう。

 

 

2.大腿四頭筋を鍛える運動

大腿四頭筋は太ももの前側にある筋肉で、歩く際などに膝を安定させる役割をしています。

下記の大腿四頭筋を鍛えるトレーニングによって、膝関節が外側に歪む力に対して

内側に引き戻す筋力を強化でき、O脚の予防効果が見込めます。

 

 

3.骨盤の歪みを改善するストレッチ

骨盤のゆがみもO脚の原因のひとつです。

O脚の方のほとんどは、骨盤が後ろに傾いている傾向にあります。

骨盤が後ろに傾いてしまうと、大腿骨は外向きに回転する形になり、O脚になりやすいのです。

 

 そこで、骨盤のゆがみを改善するストレッチを行うことで、O脚の予防効果的です。

 

 

 

まとめ

O脚は、姿勢の悪さや生活習慣などの原因によって骨盤のゆがみからくる症状です。

見た目の印象が良くないだけではなく、全身の健康状態にも関係しているため

ひどくなる前に改善が必要になります。

自分でできるストレッチや、歩き方、座り方なども改善に役立ちますが、

効率的に治すためにも体のプロに見てもらうことをおすすめします。

O脚を改善させて健康的な毎日を過ごすためにも、ぜひたけだ整骨院へご相談ください。

 

 

浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナー

がおります。

今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人の

お悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。

                                                                                      

※もちろん、ボディメイクをしたい方や競技力向上をしたい方も大歓迎です。

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