こんにちは。
浜松市・豊橋市の
パーソナルトレーニング・コンディショニング専門店
S-pace【エスペース】です。
今回のコラムは『脂肪分解メカニズム』についてです。
皆さん、脂肪がどうやって分解されていくかご存じでしょうか。
体内に食物が入り、その後どんなっていくのかそしてその仕組みを理解し、
ダイエット効果を高めるということにつながるようなコラムになります。
脂肪とは?
脂肪酸とグリセロールが結合した化合物です。
炭水化物やタンパク質のように、人間の身体にとってエネルギーとなる大切な栄養素
のことを指します。
別名脂質とも言います。
肉や魚、食用油などの食品の脂質や、体脂肪の大部分を占めています。
身体を構成する物質のうち、水分の次に多く含まれているのが脂肪になります。
脂肪は、体温の調整やホルモンの合成という大事な役割を担っています。
だが、摂りすぎてしまった脂肪は、体内で皮下脂肪や内臓脂肪といった体脂肪として蓄えられ、
それが過剰になってしまうと、不健康のリスクが高くなってしまいます。
脂肪って必要なの?
脂肪と聞くと皆さん“要らない・おとしたい”って思っている方は多いのではないでしょうか。
脂肪には様々な役割があります。私たちの身体の構成は、約20%が脂肪で出来ていますが、
その分布は、皮下脂肪と内臓脂肪に大きく分けられます。
脂肪の付き方は性別で異なり、女性の場合は皮下脂肪、男性や閉経後の女性では
内臓脂肪がつきやすくなります。
皮下脂肪は、生命活動におけるエネルギーがなくなった時に活用される最後のエネルギー
とも言われています。
皮下脂肪がエネルギーとして蓄えられるので、1日ほとんどなにも
食べていなくてもその脂肪を燃焼することで生命を維持することができる大切な役割
をしています。
一方、内臓脂肪は、臓器の位置を正しい位置に保ったり、
外界からの衝撃を和らげることで重要な臓器を保護する役割があります。
脂肪分解のメカニズム
脂肪は口腔内・食道・胃の中では消化されません。
十二指腸に行くとすい臓からリパーゼという脂肪分解酵素が分泌されて、
このリパーゼが脂肪を消化します。
脂肪は消化されると、中性脂肪とコレステロールに分かれ、すぐ小腸粘膜から吸収されます。
しかし、中性脂肪もコレステロールも水に溶けないので、粘膜内でミセルという
大きな粒子になり、血液中に入ります。
そこからコレステロールや中性脂肪は代謝されます。
(代謝とは、生体内で、物質が化学的に変化して性質が変わること。
またそれに伴ってエネルギーが出入りすることを指す。)
コレステロールの一部は細胞膜の主原料となり、中性脂肪はTGとも呼ばれ、
エネルギーの素になります。同じエネルギーの素のブドウ糖より1grあたりのカロリーは
1.7倍強相当になります。しかし、エネルギーに使われる栄養素は糖が1番で、
中性脂肪は2番です。
よって食べる量が多くて運動が少なく使用するエネルギーが少ない人は、
吸収された中性脂肪を使わずに、脂肪組織として肝臓やお腹に溜まります。
脂肪を溜めない為には、エネルギーの量つまり運動量をあげないといけませんね。
食事量も減らせるとなおいいです。
運動と栄養バランスをほどよく取り入れていきましょう。
脂肪のメリット・デメリットとは
脂肪のメリット
・ホルモンや細胞膜、核膜を構成する
・皮下脂肪として、臓器を保護したり体を寒冷から守ったりする働きもある
・脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を促す役割がある
・衝撃を和らげるクッションになる
・エネルギー源の貯蔵庫になる
・内臓の位置を保つ
脂肪のデメリット
・肥満になりやすく、高血圧・糖尿病・動脈硬化等の様々な病気の誘発に原因となってしまう
・生活習慣病を悪化させる
まとめ
脂肪は、ない方がいいと思う方も多いと思いますが、なさすぎるのも逆に健康ではないとも
言えます。今回脂肪がどのような経路で分解されるのかを知り、
脂肪のメリット・デメリットを知ることで通常よりあるなと思った方は減らせるように
活かしていただけると幸いです。
浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナー
がおります。
今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人の
お悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。
※もちろん、ボディメイクをしたい方や競技力向上をしたい方も大歓迎です。
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