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こんにちは。
豊橋市のパーソナルトレーニングジム
S-pace【エスペース】です。
「小学生の頃はもっと柔らかかった気がする」
「最近、前屈しても手が床につかなくなった」
「サッカーの練習後に、膝やかかとを痛がるようになった」
成長期にサッカーをしているお子さんを見ていると、
こうした身体の変化が気になる保護者の方もいるのではないでしょうか。
特に小学校高学年から中学生、高校生にかけては、身長や体重だけでなく、筋力や身体のバランス、動き方なども大きく変化していく時期です。
そのため、
「身体が硬いから、とにかくストレッチをさせればいい」
とは限りません。
成長期のサッカー選手では、柔軟性だけではなく、
成長のスピード、筋力、疲労、練習量、睡眠、食事、身体の使い方などをまとめて見ることが大切です。
今回は、ゴールを決める技術やドリブルなどのサッカー技術ではなく、
トレーナーの立場から「成長期のサッカー選手の身体」について解説します。
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成長期になると、なぜ身体が硬く感じるの?
成長期には身長が大きく伸びる時期があります。
特に身長が最も速く伸びる時期は「PHV(Peak Height Velocity:身長最大発育速度)」と呼ばれ、成長のタイミングやスピードには大きな個人差があります。
よく、「骨が急に伸びて、筋肉が追いつかないから身体が硬くなる」と説明されることがあります。
分かりやすい表現ではありますが、実際の身体の変化はもう少し複雑です。
成長期には、骨格や身体の大きさが変化するだけでなく、
筋力、柔軟性、バランス、身体をコントロールする能力なども変化します。
サッカー選手を対象とした研究でも、成長が大きい時期には筋力や柔軟性のバランス、神経筋コントロールなどが変化し、ケガとの関連が考えられています。
特に急速に成長している時期は、成長に関連した障害にも注意が必要とされています。
つまり、「筋肉が硬い」だけを見るのではなく、成長によって身体全体が変化している途中と考えることが大切です。
サッカーは身体への負担が大きいスポーツ
サッカーでは、走る、止まる、ジャンプする、着地する、方向転換する、ボールを蹴る。これらの動作を何度も繰り返します。
さらに試合や練習では、ほとんどの動作を左右均等に行うわけではありません。
利き足でボールを蹴る一方で、反対側の脚で身体を支えたり、片脚で着地したりする場面も多くあります。
そのためトレーナーとしては、単純な前屈だけで身体の柔らかさを判断しません。
例えば、
- 股関節が左右とも動くか
- 足首が十分に動くか
- 片脚で身体を支えられるか
- スクワットをしたときに膝や骨盤が大きく崩れないか
- 体幹を安定させた状態で下半身を動かせるか
こういった部分まで確認します。
若いサッカー選手では、左右差や動作中の膝のコントロール、成熟度、疲労や回復状態など、複数の要素がケガのリスクに関係する可能性が報告されています。
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「成長痛だから大丈夫」と決めつけないことも大切
成長期の子どもが脚を痛がると、「成長痛じゃない?」と考えることも多いと思います。
ただし、ここは保護者の方にぜひ知っておいてほしいポイントです。
一般的に「成長痛」と呼ばれるものは、両脚に痛みが出ることが多く、
夕方から夜に痛み、朝になると落ち着いているといった特徴があります。
そして現在では、成長痛という名前でも「身体が成長していること自体が痛みを起こしている」とは考えられていません。
原因は明確には分かっておらず、日中の活動量などとの関連も考えられています。
一方、スポーツをしている成長期の子どもには、運動するといつも同じ場所が痛い、押すと一点だけ痛い、片脚だけ痛い、走ると痛い、といった症状が出ることもあります。
これは一般的な「成長痛」とは別に考える必要があります。
| 見るポイント | 一般的な「成長痛」 | 別に考える必要がある症状 |
| 痛む場所 | 両脚に痛みが出ることが多い | 片脚だけ痛い/押すと一点だけ痛い/運動するといつも同じ場所が痛い |
| 痛むタイミング | 夕方から夜に痛み、朝になると落ち着いている | 走ると痛い |
サッカーで聞くことの多い「オスグッド」とは?
成長期のサッカー選手で比較的よく知られているのが、オスグッド・シュラッター病です。
膝のお皿の下にある脛骨粗面という部分に、太ももの前側の筋肉からつながる腱による牽引力が繰り返しかかり、痛みなどが生じます。
成長期には、大人にはない成長軟骨や骨の成長部分があります。
こうした部位は成人とは性質が異なり、繰り返される運動負荷によって障害が起こることがあります。
小児・思春期では、筋肉や腱だけでなく、成長板や腱・靱帯が付着する成長部位にも注意が必要です。
同じように、かかと周辺に痛みが出る成長期特有の障害などもあります。
だからこそ、
「成長期だから痛くても仕方がない」
とは考えないことが大切です。
こんな痛みがあれば、一度医療機関へ
トレーナーが身体をチェックすることはできますが、
病気やケガの診断をすることはできません。
特に、
- 片側だけの痛みが続く
- 朝も痛い
- 歩くと痛い
- 足を引きずる
- 腫れている
- 特定の骨を押すと強く痛む
- 痛みが徐々に強くなっている
- 練習や日常生活に支障が出ている
といった場合には、「成長痛だろう」と自己判断せず、
まず整形外科などの医療機関で確認することが重要です。
日本整形外科学会も、スポーツを続けられる程度の痛みだからと放置することで、
腰椎分離症などが進行してしまうケースがあることを保護者向けに注意喚起しています。
痛みを我慢してプレーできることと、身体に問題がないことは別です。
ここは保護者の方にも覚えておいてほしいポイントです。
身長が急に伸びた時期は「身体の変化」を見てあげる
成長期では、同じ中学1年生でも身体の成熟度が大きく違います。
急に身長が伸びる子もいれば、高校生になってから大きく伸びる子もいます。
そのため、「同じ学年だから同じトレーニングでいい」とも限りません。
実際、ユースサッカーでは、成長速度や成熟度によってケガの特徴が変わることが報告されています。
特に急速に身長が伸びる時期には、成長関連の障害への注意が必要です。
保護者の方におすすめしたいのは、難しい検査をすることではありません。
- 最近、身長が一気に伸びていないか
- 以前より動きがぎこちなくなっていないか
- 練習後の疲れが翌日まで残っていないか
- 同じ場所を何度も痛がっていないか
こうした日常の変化を見てあげるだけでも、大切な情報になります。
身体が硬いからといって、ストレッチだけで終わらせない
身体が硬いと言われると、「もっとストレッチしないと」と思うかもしれません。
もちろん、必要な部位に適切なストレッチを行うことは大切です。
しかし、サッカーに必要なのは柔軟性だけではありません。
例えば股関節が十分動いていても、片脚で身体を支える筋力がなければ、走る・止まる・蹴るといった動作は安定しにくくなります。
反対に筋力があっても、足首や股関節が動きにくければ、膝や腰など別の場所を使って動きを補う場合があります。
そのため、「動けること」と「支えられること」の両方を見る必要があります。
スクワット、ランジ、片脚バランス、ジャンプや着地などの基本動作を確認すると、
その子がどこを使いやすく、どこを使いにくいのかが見えてくることがあります。
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練習量だけでなく「回復できているか」も見る
成長期の身体づくりでは、トレーニング内容だけを見ても十分ではありません。
サッカーチームの練習に加えて、スクール、部活動、自主練習などが重なると、本人が思っている以上に身体への負担が大きくなっていることがあります。
成長途中の身体は、トレーニングと同じくらい回復する時間も重要です。
米国小児科学会も、若いアスリートのオーバーユース障害について、運動量だけではなく、休養、栄養、睡眠などを含めて考えることを勧めています。
特に保護者の方には、
- 食事量が足りているか
- 朝食を食べているか
- 睡眠時間を確保できているか
- 毎日のように強度の高い練習をしていないか
- 疲れているのに無理をしていないか
こうしたところも見てほしいと思います。
整体や整骨院だけでなく「トレーニング」という選択肢も
膝や腰が張る、身体が硬い、疲れが抜けない。
そうしたときに、整体や整骨院などで身体のケアを受けることも選択肢のひとつです。
ただし、
身体を整えてもらうことと、自分で身体を動かす能力を高めることは同じではありません。
痛みやケガが疑われる場合には、まず医療機関で適切な評価を受けることが大切です。
そのうえで、
「股関節がうまく使えない」
「片脚で身体を支えられない」
「下半身の筋力が不足している」
「左右差が大きい」
「身体をどう鍛えればよいか分からない」
という場合には、
スポーツに詳しいパーソナルトレーナーやパーソナルジムを利用することも選択肢になります。
ケアだけで終わらせず、動かす → 支える → 強くするところまで取り組むことで、
サッカーを続けるための身体づくりにつなげていきます。
学生スポーツでは「誰に身体を見てもらうか」も大切
パーソナルジムなら、どこでも同じというわけではありません。
成長期のサッカー選手を見てもらうのであれば、大人のダイエットや筋トレだけではなく、成長期の身体、スポーツ動作、ケガ、コンディショニングについて理解しているトレーナーを選ぶことをおすすめします。
また、痛みが強い場合に無理にトレーニングさせるのではなく、「これは一度病院で確認した方がいい」と判断できることも大切です。
スポーツに強いトレーナーの役割は、病気やケガを診断することではありません。医療が必要な状態を見逃さず、そのうえで、柔軟性、筋力、バランス、身体の使い方、疲労状態などを確認し、競技を続けるための身体づくりをサポートすることです。
成長期だからこそ「今の身体」に合わせたサポートを
成長期のサッカー選手は、数か月の間にも身体が大きく変化します。
だからこそ、
「昔できていたから大丈夫」
「身体が硬いからストレッチ」
「成長痛だから仕方がない」
だけで判断しないことが大切です。
身長の変化、練習量、睡眠、食事、疲労、柔軟性、筋力、左右差、痛み。こうした情報をまとめて見ながら、その時期の身体に合ったトレーニングやコンディショニングを考えていくことが、長くサッカーを続けることにつながります。
S-pace(エスペース)豊橋店では、学生スポーツに取り組むお子さんに対して、身体チェック、パーソナルトレーニング、ストレッチ、ボディケアなどを組み合わせながら、身体づくりをサポートしています。
サッカーの技術を教える場所ではありません。
「身体が硬くなってきた気がする」
「同じところを何度も痛がる」
「身体の使い方や筋力を一度見てほしい」
「ケアだけでなく、スポーツを続けるための身体づくりもしたい」
そんなときは、身体を整えるだけではなく、
動ける身体をつくるという視点も加えてみてください。
成長期という大切な時期だからこそ、
その子の今の身体に合わせたサポートを考えていきましょう。
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