こんにちは。

豊橋市のパーソナルトレーニングジム

S-pace【エスペース】です。

 

 

スポーツや筋トレをしていると、

 

「EAAを飲んだほうがいいですか?」

「プロテインとは何が違うんですか?」

「運動中に飲んでいる人がいるけど、本当に必要?」

 

 

このような疑問を持つ方も多いと思います。

最近では、ジムやスポーツの現場でも「EAA」という言葉をよく聞くようになりました。

 

ただ、EAAを飲めば筋肉がつく、

疲れなくなる、パフォーマンスが一気に上がる、

というものではありません。

 

スポーツをする人の体づくりで基本になるのは、運動・食事・休養です。

 

その土台があったうえで、

食事だけでは補いにくい場面などにEAAを活用する。

 

これくらいの考え方が、実際には使いやすいと思います。

 

今回は、EAAとは何なのか、

スポーツをする人に本当に必要なのか、

プロテインとの違いや取り入れ方まで、

トレーナー目線でわかりやすくお伝えします。

 

 

 


 

そもそもEAAとは?

 

EAAは「Essential Amino Acids」の略で、日本語では必須アミノ酸と呼ばれます。

 

私たちの体では、たんぱく質を構成するためにさまざまなアミノ酸が使われています。

その中でも、体内で十分につくることができず、

食事などから取る必要がある9種類のアミノ酸がEAAです。

 

必須アミノ酸には、

・ロイシン

・イソロイシン

・バリン

・リジン

・メチオニン

・フェニルアラニン

・トレオニン

・トリプトファン

・ヒスチジン

があります。

 

よく聞く「BCAA」は、

このEAAの中に含まれるロイシン・イソロイシン・バリンの3種類です。

 

つまり、

EAA=必須アミノ酸9種類
BCAA=その中の3種類

 

という違いがあります。

 

 

 


 

なぜスポーツをする人にアミノ酸が大切なの?

 

筋肉は、運動をしただけで強くなるわけではありません。

トレーニングによって筋肉に刺激が入り、

そのあと食事や休養を取りながら体が回復していきます。

 

この回復の過程で必要になる材料のひとつが、たんぱく質です。

そして、たんぱく質は消化されるとアミノ酸へ分解され、体の中で利用されます。

 

特に必須アミノ酸は、筋肉のたんぱく質をつくる反応に重要です。

運動とたんぱく質摂取を組み合わせることで、

筋たんぱく質合成が高まりやすくなることが知られています。

 

そのため、スポーツをする人にとってアミノ酸をしっかり取ることは大切です。

 

ただし、ここで重要なのが、

 

「EAAサプリを飲まなければいけない」という意味ではない

ということです。

 

 

 

 

 

 


 

 EAAは食事からも取れる

 

EAAという名前だけを見ると、

サプリメントでしか取れない特別な成分のように感じるかもしれません。

 

実際には、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品など、

たんぱく質を含む食品からも必須アミノ酸を取ることができます。

 

そのため、普段から、

・朝・昼・夜の食事を取る。

・肉や魚、卵、大豆製品などを入れる。

・運動量に合わせて食事量を確保する。

 

こうした食生活ができている方は、

食事だけでも必要なたんぱく質やEAAを補うことが可能です。

 

スポーツ栄養の考え方でも、

まずはEAAを含む質のよいたんぱく質を食品から取ることが勧められています。

サプリメントは、必要量を補うための便利な方法という位置づけです。

 

つまり、

食事かEAAか

ではありません。

 

基本は食事。

足りないところを補う方法のひとつとしてEAAがあります。

 

 


 

スポーツをする人は、まず「1日のたんぱく質」を見る

 

「運動直後にEAAを飲んでいるから大丈夫」

 

と思っていても、

朝食を抜き、昼食も少なく、夕食だけでたんぱく質を取っているのであれば、

体づくりとしては見直す余地があります。

 

大切なのは、サプリメント一回分よりも一日全体の食事です。

ISSN(国際スポーツ栄養学会)では、

多くの運動をする健康な人について、

筋肉量の維持・向上を考える場合の一日あたりのたんぱく質摂取量として、

体重1kgあたり約1.4〜2.0gが目安として示されています。

 

必要量は競技、運動量、年齢、食事量などによって変わります。

たとえば体重60kgなら、単純計算では一日84〜120gほどです。

 

だからこそ、

 

・朝食には卵やヨーグルト。

・昼食には肉や魚。

・夕食には主菜をしっかり取る。

 

このように、まず日常の食事を見直すことが大切です。

 

 


 

では、EAAはどんなときに使いやすい?

 

食事が基本とはいっても、

スポーツをしていると毎回理想的な食事を取れるとは限りません。

 

そこでEAAが使いやすくなる場面があります。

 

 

朝早く運動するとき

朝食をしっかり食べてすぐ運動すると、

お腹が重くなる方もいます。

 

早朝のランニングやトレーニングなどで、

食事を取る時間が十分にない場合には、

EAAのような補助食品を利用する方法もあります。

 

ただし、運動後は通常の食事を取ることが大切です。

 

 

 

食事とトレーニングの間が長いとき

昼食から夕方のトレーニングまでかなり時間が空くことがあります。

空腹が強い状態で運動する場合、

EAAなどを活用する選択肢があります。

 

ただし、長時間・高強度のスポーツではエネルギー源となる炭水化物も重要です。

EAAだけでエネルギー補給まで完了するわけではありません。

 

 

 

食事量が少なくなりやすいとき

暑い季節や忙しい時期などは、食欲が落ちることがあります。

運動量は多いのに食事量が少ない状態が続けば、

回復に必要な栄養も不足しやすくなります。

 

こうしたときも、食事を整えることを優先しながら、

補助的にEAAを取り入れる方法があります。

 

 

 

 

 

 


 

EAAを飲めば疲労回復できる?

 

ここは少し注意したいところです。

EAAを飲めば、翌日の疲れが必ずなくなるわけではありません。

 

アミノ酸は筋肉の回復に関係しますが、

運動後の回復にはほかにも多くの要素があります。

 

・水分。

・炭水化物。

・たんぱく質。

・ビタミンやミネラル。

・睡眠。

・運動量の調整。

 

これらも重要です。

 

EAAを取っていても、水分不足で、食事も少なく、

睡眠時間が5時間しかないのであれば、十分に回復できるとは限りません。

 

実際、EAA摂取によって運動後の筋たんぱく質合成が高まった研究はありますが、

それをそのまま「疲労がなくなる」「競技力が必ず向上する」と考えることはできません。

 

トレーナーとしては、EAAだけを見るのではなく、

生活全体を見ていくことが大切だと考えます。

 

 

 


 

EAAとプロテインは何が違う?

 

ここもよく聞かれる質問です。

 

簡単にいうと、

EAAは必須アミノ酸そのものを補うもの。

 

一方、

プロテインはたんぱく質を補うもの。

です。

 

プロテインは体の中で消化され、最終的にアミノ酸として使われます。

EAAはすでにアミノ酸の形になっています。

ただし、「EAAのほうがプロテインより上」ということではありません。

それぞれ役割や使いやすい場面が違います。

 

食事でたんぱく質が不足している方なら、

まずプロテインや食事そのものを見直したほうがよい場合があります。

 

反対に、

 

・運動中に飲みたい。

・食事を取るほどではない。

・胃に重いものを入れたくない。

 

といった場面では、

EAAを利用しやすいことがあります。

 

 

 


 

筋肉をつけたいなら、EAAよりトレーニングが先

 

当たり前のようですが、ここはとても大切です。

EAAを飲むだけでは筋肉は大きくなりません。

 

筋肉をつけるためには、

 

適切な筋力トレーニング。

・十分な食事。

・必要なたんぱく質。

・休養。

・睡眠。

が必要です。

 

 

EAAは、その中の「栄養」を補助する選択肢のひとつです。

 

サプリメントを増やす前に、

・今のトレーニングは適切か。

・筋肉に必要な刺激が入っているか。

・食事量が足りているか。

・疲労が抜けているか。

 

こうした部分を確認しましょう。

 

 

 

 


 

ダイエット中のEAAはどう考える?

 

ダイエット中でも、筋肉をできるだけ維持することは大切です。

そのため、食事量を極端に減らし、

たんぱく質まで不足させるダイエットはおすすめできません。

 

「EAAを飲んでいるから食事を減らしていい」

 

という考え方ではなく、

 

食事をしっかり整えたうえで、必要に応じて補助的に使用する。

この考え方が基本です。

 

S-pace豊橋店でも、ダイエットでは単純に食べる量を減らすのではなく、

筋肉を落としすぎないように運動と食事を組み合わせることを大切にしています。

 

 


 

EAAを取るタイミングは?

 

「トレーニングの何分前に飲まないと意味がない」

というように、細かい時間を気にしすぎる必要はありません。

 

運動前後の栄養摂取にはメリットがありますが、

筋肉は運動後もしばらく栄養に反応しやすい状態が続くため、

まず一日全体のたんぱく質量と食事の内容を整えることが重要です。

 

EAAを使用する場合は、

・運動前。

・運動中。

・食事と食事の間。

など、

 

自分の生活やトレーニング時間に合わせて取り入れる方法があります。

製品ごとの推奨量や飲み方も確認しましょう。

 

 

 


EAAだけに頼らないことが大切

 

サプリメントを使い始めると、

・EAA。

・プロテイン。

・クレアチン。

・ビタミン。

と、

どんどん増えていくことがあります。

 

もちろん、目的に合っていれば便利なものもあります。

 

しかし、サプリメントが増えても、

食事や睡眠が乱れていれば体づくりはうまく進みにくくなります。

 

まず確認したいのは、

・一日3食を取れているか。

・運動量に対して食事量が足りているか。

・たんぱく質源が入っているか

・炭水化物を極端に抜いていないか。

・水分を取れているか。

・睡眠時間を確保できているか。

という基本です。

 

EAAは、基本を置き換えるものではありません。

基本を支えるものとして考えましょう。

 

 

 

 


 

S-pace豊橋店ではVITASのEAAも取り扱っています

 

S-pace豊橋店では、必要に応じた栄養補給の選択肢として、

VITAS(バイタス)のEAAも取り扱っています。

 

VITASでは現在もEAAシリーズが展開されており、

2026年7月には新フレーバーの追加や既存商品のリニューアルも行われています。

 

ただし、S-pace豊橋店として大切にしたいのは、

「EAAを飲めば大丈夫」

という考え方ではありません。

 

その方の運動量、食生活、目的などを確認しながら、

・食事で整える部分。

・トレーニングで変える部分。

・必要であればサプリメントを活用する部分。

を分けて考えていきます。

 

EAAについて気になる方は、トレーニング時にスタッフへお気軽にご相談ください。

 

 


 

まとめ

 

EAAは、スポーツをする人の体づくりを考えるうえで活用できる栄養補助食品のひとつです。

必須アミノ酸は筋肉のたんぱく質をつくるうえで重要ですが、

EAAサプリメントを飲まなければ体づくりができないわけではありません。

 

まず大切なのは、

・しっかり運動すること。

・必要な食事を取ること。

・たんぱく質を不足させないこと。

・水分を補うこと。

・十分に休むこと。

です。

 

そのうえで、

・朝早く運動する。

・食事まで時間が空く。

・運動中に補給したい。

・食事だけでは不足しやすい。

といった場合に、

EAAを上手に利用する方法があります。

 

サプリメントは、体づくりの主役ではありません。

 

トレーニングと食事を土台にして、必要なものを上手に足していく。

 

スポーツを長く続けるためにも、この考え方を大切にしていきましょう。

 

※この記事は一般的なスポーツ栄養の情報です。
治療中の病気がある方、食事やたんぱく質の制限を受けている方、薬を使用している方は、
サプリメントを利用する前に医師や管理栄養士などへ相談してください。

 

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