子供は集中力が続かず、
色んな物に気持ちが移りがちですが、
それは脳が神経回路に
様々な刺激を与えようとしている
自然欲求の現れとされています。
決して集中力がないというわけではなく、
高い集中力を維持しながらいろんなものに、
興味を持ち刺激を受けようとしているのです。
この時期はいかに子供を飽きさせずに、
楽しませるかが重要となってきます。
また、この時期にスポーツの基礎づくりが
多面的であればあるほど、
後々の専門的なスポーツを行う際に習得が早いとされています。
(ゴールデンエイジ)という言葉は、ご存じですか?
ゴールデンエイジとは運動能力が生涯で、もっとも発達する時期のことを言います。
このため、ゴールデンエイジの始まる、5歳から本格的にトレーニングすることをお勧めします。
5歳から8歳のプレ・ゴールデンエイジ期は神経型が著しく発達する時期であり、脳を始めとして体内に、様々な神経が張り巡らされていく、とても大切な時期となっています。
小さい子どもを対象にトレーニングを行う場合、正しい姿勢で行うことができる種目を選ぶ必要があります。
最初から難しい種目に取り組むのではなく、動きのレベルに合わせたものから徐々にレベルアップしていきます。
また、効果的に行うために、短時間でいろいろなバリエーションの種目を行うということも大切となります。
同じ種目を5〜10分間続けて行うのではなく、1分程度で次から次へと新しいトレーニングに取り組むことで、からだにさまざまな刺激が加わりトレーニング効果があがります。