こんにちは。
今回のコラムは『有酸素運動とは・・なに？』です。
皆様、有酸素運動という言葉を聞いたことがありますか？
ほとんどの方が聞いたことがある言葉ではないでしょうか。
良く使われることとして
「痩せるには有酸素運動が必要」
「有酸素運動＝ウォーキングのこと」
など、様々なところで使われていますが、
実際にどんな運動？どんな効果があるの？と思う方も多いと思いますが、
本コラムでは、そんな『有酸素運動』について、ご説明させて頂きます。
有酸素運動と無酸素運動とは
まず、有酸素運動とは、酸素を使って脂肪を燃焼させる運動のことで、ジョギング・ウォーキング・水泳・サイクリングなど、軽～中程度の負荷をかけて継続的（10分～）に行う運動です。
反対に、無酸素運動とは、酸素を使わずに、筋肉にため込まれた糖をエネルギー源として行う、短時間に強い負荷がかかる筋トレや短距離走などの運動です。
無酸素運動は、脂肪燃焼効果は高くないですが、筋肉量を増やしたり基礎代謝を向上させたりする効果が期待できます。
有酸素運動の効果
有酸素運動を継続することは、からだに対して様々な効果が期待できます。
ここでは、有酸素運動の効果について紹介致します。
脂肪燃焼
有酸素運動には脂肪を燃やす効果があります。
有酸素運動では、体を動かすときのエネルギーとして、体内に蓄積されている脂肪が使われるためです。
よく耳にすることですが、
有酸素運動は15分以上続けないと意味がないといわれますが、そうとは限りません。
確かに、有酸素運動をはじめて20分後くらいから脂肪燃焼の効果は高まりますが、
それまでの時間にも脂肪は燃焼されます。
短時間でもできる限り有酸素運動を行うことでも脂肪燃焼の効果は十分に得ることが出来ます。
心肺機能・全身持久力の向上
有酸素運動には、心肺機能・持久力向上の効果があります。
有酸素運動中は、肺で酸素を体の中にしっかり取り込み、心臓から全身に循環させるため、心肺機能が強化されます。
続けていくうちに、呼吸が乱れにくくなったり、筋肉に持久力がつき、疲れにくくなるなどの効果があります。
血圧の安定にも効果的
運動を行うことで全身の筋肉が酸素とエネルギーを必要とするため、血圧が上昇します。
そうすると、体内ではホルモンが血圧を下げるように働きかけます。
血圧が高めの方が有酸素運動を継続すれば、この血圧を下げる働きかけによって、血圧の安定も期待できるでしょう。
筋トレと有酸素運動の関係
健康的なダイエットや健康増進の方には、筋トレに有酸素運動を取り入れることがお勧めです。
ただ、有酸素運動を行えばいいわけではなく、筋トレとの組み合わせがとても重要です。
脂肪燃焼したいなら「筋トレ→有酸素運動」の順
脂肪燃焼を重視したい場合は、先に筋トレを行ってから有酸素運動を行うと効果的といわれています。これは、筋トレを先に行うことで、脂肪を分解しやすい状態が作られ、その状態で有酸素運動に取り組めば、より効率的に脂肪を燃焼させることができます。
筋肉を大きくさせたいなら、有酸素運動は不要？
そんなことはありません！
単純に筋肉を大きくしたいという場合は、有酸素運動は同じ日に行わないほうがいいとされていますが、健康的な面から考えると筋トレ後は血圧の上昇、筋肉の緊張などをほぐす為に有酸素運動は必須ですし、
長期的な面を考えても、血管の硬化を防ぐ為（脳出血、動脈瘤など）にも効果があります。
さらにボディラインにメリハリをつける為には、有酸素運動を適切に取り取り入れたほうが良いです。
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～まとめ～
有酸素運動は、脂肪燃焼だけでなく生活習慣病の予防や改善に効果が期待できる運動です。
ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動運動で効率よく効果を得るには、短期間ではなく長期間継続して行えるもの選択しましょう（三日坊主では意味はありません）
自分の目的に合った有酸素運動を取り入れて、健康的なからだを目指していきましょう！
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