こんにちは。
今回のコラムは『ぎっくり腰＝急性腰痛症』についてです。
まず、よく聞くぎっくり腰ですが、
急性腰痛症のことで、筋膜、筋肉、関節が原因で起こる、
最も身近で困っている症状の1つではないでしょうか？
そんな急性腰痛症がどんな原因でどんな症状なのか、
また、どんな運動をすれば、予防、改善できるか、
本コラムでご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
ぎっくり腰＝急性腰痛症の主な原因はなに？
急性腰痛には、様々な原因がありますが、
からだの機能が低下することでおきる可能性が高いです。
からだの機能低下として、以下のことがあげられます。
・姿勢不良（立ち・座り姿勢の際に反り腰になるなど）
・柔軟性低下（股関節が硬すぎて、背骨の腰椎に負担がかかるなど）
・脚筋力低下（太ももの力が弱く、腰で動作を補っている状態など）
・インナーマッスル弱化（体のコアの部分の力が弱く、背骨を安定させることができないなど）
以上のことが挙げられます。
※もちろん、これ以外にも可能性はたくさんあります。
機能低下以外であれば、ストレスや環境、季節要因によっても引き起こされる可能性がありますので、注意が必要です。
ぎっくり腰＝急性腰痛症の症状
一般的に急性腰痛の症状には、様々タイプの痛みがありますが、
よく見られる症状をは下記になります。
ぎっくり腰の症状
・歩いている最中に、突然痛みに襲われ歩けなくなる
・最初は違和感程度だったものが、時間とともに痛みに変わり悪化する
・からだを後ろに反ったり、おじぎすると痛い
・咳やくしゃみをするときに痛みがでる。
・腰の痛みで寝返りができない
・からだの方向を変えた瞬間に激しく痛む
ぎっくり腰＝急性腰痛症はどんな時になりやすい？
・長時間、同じ姿勢を続けた後、急に体勢を変えたとき（例：長時間の座りっぱなしから立つとき）
・普段しない動作や姿勢をしたとき（例：お風呂掃除や草取りなど）
・気温の変化（暖→寒 寒→暖）
・ストレス（精神的、身体的）
などです。
基本的には、急性腰痛症は姿勢の悪さや筋肉の過度な緊張状態などによることが多いですが、
過度にストレス（精神的）がたまった状態になることや、季節の変わり目などの気候の変化によっても、急性腰痛を発症することもあります。
特に今の時期の徐々に気温が低くなってくる秋口が一番急性腰痛になりやすいのです。
原因としては、寒暖差によって血流不安定になる事で、腰の筋肉や軟部組織が凝り固まりやすくなり発症してしまうため、特に今の時期は注意が必要です。
ぎっくり腰＝急性腰痛症になってしまったら？
基本的に動かせるのであれば、痛みのない範囲で動かした方がいいのですが、
もし動かすのが無理であれば、痛みのない姿勢を見つけることを優先させてください。。
寝ている方が楽なら、痛みのない姿勢で横になり、
座っている方が楽なら、高い椅子で背もたれにクッションなどを入れて座ってみてはいかがでしょう。
その他にコルセットなどお持ちの方なら、座ったり、歩行するときに巻いておくことをおすすめします。
お腹に力が入りやすくなり、痛みを軽減致します。
ぎっくり腰＝急性腰痛症はストレッチと筋トレがおすすめ！
腰痛には股関節のストレッチが必要！？
腰の痛みがなかなか取れない人は腰痛の原因が腰以外の箇所にある可能性があります。
腰痛を引き起こす腰以外の部位として注目したいのが股関節です。
特にデスクワークをしている人は股関節の柔軟性が失われ、腰痛に悩まされやすい傾向にあります。
そもそも股関節がなぜ腰痛と関係しているのかというと股関節と腰は体重を支えるという面で深く関わっているからです。
股関節が硬くなり柔軟性を失うと、股関節の動きを補うために背骨が過度に動かないといけなくて、負担がかかってしまい腰痛を引き起こす原因になります。
股関節は動かさなくなるほど柔軟性を失っていきます。
股関節を動かさない状態の例として挙げられるのがデスクワークです。
デスクワークが習慣になっている人は太腿の筋肉が柔軟性を失い、骨盤が傾いて腰に負担がかかります。
股関節が硬くなっている人は腰痛に悩まされやすいことを自覚しましょう。
＜ストレッチ＞
簡単にできる筋トレで弱点を強化
腰が痛いと、体を動かすのも面倒になってしまいます。
腰痛がひどくなると、日常生活に影響を及ぼすこともあるので気をつけたいです。
つらい腰痛を防ぐためには、筋トレを取り入れるのが効果的です。
腰痛とひと口にいっても、症状は1つではありません。
筋トレをおこなうときは、自分の症状に合ったメニューを取り入れる為に下記の筋トレを参考に致しましょう。
体幹を鍛える筋トレ
腰痛に効く筋トレ
まとめ
ぎっくり腰（急性腰痛症）になり、迷っている方、繰り返しおきて困っている方
ぜひ、参考にしてみてください。
そして、安静にしていても腰痛がある場合や、背中が曲がっている場合は要注意です。
背骨や内臓の病気が原因で腰痛を生じている可能性があります。
腰以外にもお尻や足に、痛み・しびれといった症状がある場合は、腰の神経障害が原因で腰痛を引き起こしているかもしれませので、医療機関を受診することをおすすめします。
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