夏が旬の果物 どこがおすすめ?

栄養指導

今回、ご紹介するのは【夏が旬の果物】です。

果物に栄養がたくさん含まれているのは、ご存知の方が多いと思います。

では、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。

また、果物を選択する際の注意点はどのようなものがあるのでしょうか。

夏が旬の果物に特化してご紹介していきます。

 

 

夏が旬の果物にはなにがある?

夏が旬の果物には、以下のようなものがあげられます。

スイカ

ぶどう

パイナップル

マンゴー

 

 

夏が旬の果物に含まれる栄養素

夏が旬な果物には、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。

以下に代表的な2つをご紹介致します。

 

〇ビタミンC

ストレス緩和に効果がある

血圧や体内の水分量、塩分量など体内環境を整える働きをする【副腎】

【副腎】はストレスを感じた時に、抗ストレスホルモンを分泌して、ストレスに対抗します。

夏は暑さや疲労などで、ストレスも感じやすい為、どうしても【副腎】に負担がかかってしまいます。

夏が旬の果物には、その抗ストレスホルモンを分泌するのに必要な【ビタミンC】が多く含まれています。

 

また、【ビタミンC】は、コラーゲンとの関わりも深い為、メラニン色素の生成を抑える働きもあります。

 

〇カリウム

夏バテ防止に効果がある

汗をかくと、【マグネシウム】【カリウム】【カルシウム】などのミネラル類が不足してしまいます。

ミネラルの中でも体内で最も多い【カリウム】は、余分な塩分を排出したり、神経の伝達を手助けする役割を担っています。

健康な人が通常の食生活を送っている分には、不足することは少ないですが、暑くなってくるこの時期に炭水化物中心の食事や食事を摂らないことが多いと、カリウム不足から更に夏バテをひどくさせる原因にもなったりします。

 

 

果物別で含まれている栄養素

上記に夏が旬の果物に含まれる栄養素をご紹介致しました。

では、その旬の果物別にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。

 

〇スイカ

食事指導

シトルリン

副腎の働きをサポートして、水分代謝を促進する働きがあります。また、尿を出やすくすると共に老廃物を排出する効果もあります。

カリウム、アルギニン、シトルリンの相乗効果→むくみ解消、膀胱炎、腎炎の予防

シトルリン、カリウムの効果→血行改善、夏場の冷え性予防、利尿作用、高血圧予防

他にも、血管を広げ血流を良くしたり、血圧を下げたりしてくれます。

シトルリンは、果肉よりも皮の白い部分に多く存在しています。

 

〇桃

食事指導

カリウム

ナトリウムの排泄を促し、血圧を下げる働きがあります。

ペクチン

食物繊維の一種で整腸作用があるため、便秘改善にも効果的です。

 

他にもクエン酸・リンゴ酸を多く含み、疲労回復や食欲増進などの効果

ビタミンC、Eの相乗効果で美肌のサポートなどにも働いてくれます。

 

〇ぶどう

食事指導

甘味

果糖・ブドウ糖が主成分で、脳や体のエネルギー源になり体内で素早くエネルギーになることで疲労回復を促してくれます。

 

アントシアニン

ポリフェノールの一種で皮に多く含まれており、抗酸化作用があります。

活性酸素を取り除く効果があり、アンチエイジングや視力機能のサポートをする働きがあります。

 

 

果物を食べる上での注意点

体に良いと言っても、注意すべき点はあります。

今回は、ダイエットを行う上での果物選択の注意点をご紹介致します。

 

食べる量の工夫

果物に含まれる栄養素がダイエットに良いとはいえ、食べ過ぎるのはよくありません。

また、果物ばかりを食べると栄養は偏り、体調を崩してしまう可能性があります。

1日200g程度を目安として食べるようにしましょう

 

タイミングの工夫

ダイエット目的で果物を摂るなら、朝食に入れたり、朝10時ごろまでに食べることをがおすすめします。

それは、果物はご飯やパンなどの炭水化物よりもエネルギーになるのが早いため、朝食や午前中に食べることで一日の生活の中での活動源となるブドウ糖を効率的に摂ることが出来るからです。

 

食べ方の工夫

果物を食べる時には、加工されたものではなく生の果物を食べるようにしましょう。

ジャムやドライフルーツ等を選ぶことは簡単で取り入れやすくなりますが、砂糖がたっぷり含まれている商品も多くなります。

また、加熱されている加工品は、果物のビタミンCが熱によって失われることがあるのでそこも注意していきましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。

果物を食べる時間や食べ方を工夫することで、果物は強い味方になります。

食物繊維やビタミンが豊富な果物を食事に取り入れながら、健康的に少しずつ目標に近づいていきましょう。

 

 

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